2006年 12月 23日 ( 2 )
兄弟?
Omar。はい、Oakleyの兄弟です。

Omarは、最初から最後まで卒業するとは思っていなかった。
常にぎりぎりの状況だった。

なぜ?

彼は、とても優しい。気がつく。気がつき過ぎる。
障害物回避の際も、回避する前に止まる。止まってハンドラーの指示を待ってしまう。
視覚障害者を誘導するのだから、止まらなくて良い場面では(回避できないような状況)そのまま回避行動に入って欲しいのだ。

ではどうして卒業?
第一は、ユーザーさんの安全は保証できる。そして、彼の優しさを補助する事の出来るユーザーさんを選ぶことが出来たから。

そしてなんと言っても、"止まる"ことをしなくても回避出来るようになったからだ。

Ausでは、視覚障害者をクラス分けしていない。視覚障害者と認定された人は、みな同じなのだ。
それだけ視覚の状態のいろいろな人たちが盲導犬を持つ機会があるというのは国の制度の違いかもしれない。文化も違うけど。

Omarのご主人は、学校の先生。娘さん2人も先生らしい。とても整理整頓された家に住まれていた。Omarを大事にしてくれそうな人だったので一安心。

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by gauss999 | 2006-12-23 21:15 | 訓練犬
Oから始まる
「O」から始まるOakley。僕の愛用するサングラスのメーカーの名前と同じ。

彼は、とても作業意欲の高い子。

訓練後に訓練車に戻って、他の子を出そうとすると、直ぐに自分の鼻をチェーンの輪に突っ込んでくる。

「僕、僕、連れてって?まだ?歩いてないもん!」

何時も一番先頭に自分を見せるように座る。

Oakleyは、Somers同様エスカレーターもトラベレーターも大得意。
集中力もあるのだけど、椅子を探したり、リフトを探し当てたときの喜び方は、まだまだ子犬のよう。

体をくねらせて大喜び。「わ~い、見つけたよ!!ね、ね」

そう言うのを理解していくれるようなユーザーさんであることを祈っている。

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写真が何時も「記録」の写真となってしまう。
"イヌ"として自由に遊んでいる写真を撮りたいとも思うのだけど、そう言う時間を作っているときは写真を撮るよりも一緒に遊んでいたいし。

僕の中では、この勇姿を見るのが目的なので、これで良いのかぁ?とも思う。

彼らはみな違う。本当はその違いが写真に収められるなら良いんだけど、それは絶対にあり得ないことで、最後の写真を通じて訓練の6ヶ月を思い出せればと思う。
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by gauss999 | 2006-12-23 07:49 | 訓練犬