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本当の休暇
共同訓練も終了し、1週間のフォローアップも終わった。
やっとの本当の休日にの~んびり海へ行ってきた。

そうそう、実は共同訓練中、ブログのアップは土日にその週の様子を書いていたんだけど、3週目の金曜日が終了して、初めて共同訓練中に体調を壊す失態を演じてしまった。

そして、4週目の月・火曜日と体調を戻せずに初めての共同訓練中に病欠・・・・
他の指導員に迷惑をかけたなぁ。

でもチームワークで無事全ての犬が卒業した。
6頭のうち、4頭が全盲のユーザーさんへ、2頭が弱視のユーザーさんへ。

さて、この写真、新が海で遊んでいる様子。後ろ姿だけど・・・・・昨日行ってきました。

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by gauss999 | 2007-02-25 16:35 | 近況
事件
共同訓練3週・4週が書けなかった理由は、また今度。

実は、共同訓練終了の5週目は、Followupと称するユーザーさんの実際の生活場面での訓練となる。

昨日で、全てが終了したのだけど、ユーザーさんに会う予定の時間に間に合うように、車を運転している最中。

僕の携帯が鳴った。
Keeganのユーザーさんからだ。

「Keeganが夕べ犬に襲われて、今朝動こうとしなくて・・・・・」

Keeganのユーザーさんの家は、今向かっているユーザーさんの家の延長上になる。
直ぐに行くと言って、Priscillaのユーザーさんには、終わってから向かうと。

さて、Keegan・・・
僕が抱えないと全く動こうとしない。立たせると、体重を左で支えている。左足の爪は半分に折れ、尾は後ろ足の間にしまったまま。

抱えて車に運ぶ。ワゴン車なので後ろの荷台にそっと寝かす。お腹の下から抜いた僕の手に、血の混ざったちょっと臭いのする液体が光った。怪我?それとも血尿?

ともかくKeeganのかかりつけの獣医へ。

ユーザーの説明によると、一昨夜駅に降り立った時に若者2名が何やら話している声がしたらしい。
するとその後に

「○○、襲え!!」と言う声とともに、犬がKeeganの後ろに攻撃を加えてきたらしい。

ユーザーさんは、弱視のためにちょっとは視力が残っている。Keeganを襲っている犬をおもいっきり蹴飛ばしたらしいけど、離れなかったらしい。近くにいた人が助けてくれたとも言っている。

警察に連絡し、襲わせた2人を探しているという。

昨日のラジオ、おそらく明日のTVにこのニュースは流れることになる。

そして今回は、当協会も犯人に賠償を求める方向で強い態度を示すことになりそうだ。

ここ2週間で3頭の盲導犬が犬に襲われた。まぁ、今回のように「襲え!!」の号令をかけた"悪質"なケースはまれだけど。
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by gauss999 | 2007-02-24 07:37 | 盲導犬の仕事
2週目
2週目も終了。明日から3週目なのだ。

2週目は、交通訓練、障害物回避そして雑多な場所での歩行が主になる。
1週目と比べて犬の動きが左右になるので、その動きに敏感について行く必要がある。
犬の動きを邪魔しないように、そして助けるように歩くのが目的。

交通訓練、これは日本ではやらない協会もあるようだ。
横断の判断をするのはユーザーさんなのだが、万一間違えて右から左折車が来た場合、主人の命令に反して、「その場から動かない」という訓練。

または、横断をしている最中に左から車が来た場合、車に接触しないうちに止まるという訓練。

Ausは、家の駐車場に車を入れるには、歩道を横切らないといけない。
つまり、歩行者の前方を横切る必要がある。
これもまた同じ。車が車庫に出入するときは、犬は止まる。

これらの状況で、どのような位置、号令をかけるかを学んでもらう。

障害物回避
日本よりも右側の障害物回避の頻度が高いAus、必須事項です。
特に、歩行者の回避は絶対条件。

雑多な場所
障害物回避プラス、色々な誘惑がある雑多な場所での歩行。
騒音、匂い、障害物などの様々な環境下での歩行と対処の仕方。

そうそう、Oakleyのユーザーさんは、今回で3頭目なので2週間で家に帰りました。
残り2週間は、自宅から実際の生活区での訓練になります。

ですから金曜日にしっかりとハグさせてもらいました。
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by gauss999 | 2007-02-04 19:03 | 盲導犬の仕事
フリーラン
フリーランのこと書くの忘れていました。

共同訓練の大事な一つとして、「犬との絆を作る」と言うことがあげられます。
犬は、既に訓練を終えているわけですから、新しい主人との「関係」が築けられたなら、ちゃんと働くわけですから。

最初の週の金曜日にフリーランをするのですが、ユーザーさんたちは、犬が自分の元に戻ってくるかどうかを心配するんです。

今までに何回も共同訓練をしていますが、主人のところに戻らなかった犬はいません。
まぁ、戻るようにフリーランをコントロールすることでユーザーさんが心配する「気持ち」を払拭するのも狙いですからね。

指導員によってもやり方はまちまちです。このフリーランを「タダ」のフリーランとする指導員、僕のようにユーザーの犬に対する「気持ち」をPositiveにさせる時間として使う指導員、様々です。

さて、やり方は簡単。
フリーラン場に行き(もちろん施設の敷地内です)、
1.簡単な服従訓練をします。
2.犬を座らせ
3.首輪を持たせリードを外します。
4.一粒のドックフードを与えます。
5.「1・2・3」で犬を放します。

犬が落ち着くまで暫く待ちます。

落ち着いてきたら、ユーザーさんを定間隔に離して待ってもらいます。

ユーザーから出来るだけ離れた場所に犬たちを連れて行きます。
(僕が、4頭の首輪を指で引っかけて準備です)

「1・2・3」で自分の犬の名前を"大声"で叫び続けてもらいます。
僕は一斉に犬を放します。

後は、犬がユーザーの元に行くだけです。
ユーザーの元に行ったら、褒めてフードを与えて、また「1・2・3」で離すだけです。
これを3回ほど繰り返すだけです。

不思議なんですが、離れていく犬たちを見てほっとするんですよねぇ。
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by gauss999 | 2007-02-03 18:55 | 盲導犬の仕事